今日はプロのコーチングの結果が出てしまう「秘訣」の1つをお教えします。なぜ、プロのコーチングを受けると、成果が出やすいのでしょうか?

理由の一つが「応援」です。できるコーチは、決して足を引っ張る言葉を言いません。何か新しいゴールにチャレンジする時は「君ならできる」と応援してくれます。実はこの「応援の言葉」がとても大切なのです。自分だけの力に大きなレバレッジがかかります。

本当か?と思われる方は逆を想像してみてください。何かにチャレンジする時に「そんなのうまくいかないよ」「絶対に失敗するよ」「現実を見よう」と言われたらどうでしょうか?きっとやる気がなくなったり、例えチャレンジしたとしても、しっくりこないでしょう。

また、男性であれば奥さんや彼女、女性であれば彼氏や夫が応援してくれたおかげで、成長できたという経験はないでしょうか?これも同じ原理です。

 

最近、面白い人を研究しています。元中日ドラゴンズのピッチャー山本昌投手です。山本昌選手がなんといってもすごいのは、プロ野球では40歳あたりが現役引退の壁であるにも関わらず、50歳までプレーし続けたということです。その間、最多勝( 3回)や沢村賞(1回)というピッチャーとしての栄冠も手にしていますし、通算200勝というピッチャーとしての超一流のラインも突破しています(当時プロ野球史上24人目)。プロ野球最年長ノーヒットノーラン達成の記録も持っています(当時41歳)。

これだけを聞くと「最初からすごいピッチャーだったのだろう」と思うかもしれません。が、そのようなことはなく、中学、高校時代は補欠ピッチャーだったのです。

本人は才能もないので大学に進学して、将来は教師になる予定だったそうです。ところが、運良く中日ドラゴンズのドラフト5位指名をいただきました。自信がなかったので高校の監督に相談しにいったそうです。

そしたら、なぜか、「おまえならプロでやっていける」と背中を押してくれたそうです。これがプロに行く大きなキッカケとなったことは言うまでもありません。そのことが著書『継続する心(青志社)』にも書かれています。

ちなみに、山本昌氏は思い返してみても、なぜ言ってくれたのか、未だに理由がよくわからないそうです(笑)。

 

さらに、山本昌選手が人生を変えたのは、小山裕史という有名な博士の言葉でした。山本氏は怪我をして2軍でくすぶっている頃、自信を失っていました。

様々なコーチからは、フォームが汚い、「まるでタコ踊りみたいだ」とか、「野球選手としては、とても大成しない」と言われたそうです。

いわゆるドリームキラーですね。

自分で映像を見ても、あまりのカッコ悪さにショックを受けたそうです。実際、私もテレビで山本氏のピッチングを見ていましたが、非常に特徴的でカッコ良くはありませんでした(笑)。

ところが、山本氏は鳥取にあるトレーニングジムにて、小山先生に会ったところ、「マサ君、キミのフォームは美しいよ」と褒めてくれたのです!

著書で「このときの衝撃がどんなものか、わかっていただけるだろうか。」と感激を記しています。そして、人生はこういった、「才能を見出してくれる目利き」に出会えるかどうかが重要だと付け加えています。

 

このように、コーチやメンター、上司、家族、恋人、友人などの「背中を押してくれる言葉」というのは、非常にパワフルです。もし、あなたが何か事を成し遂げたい場合は、そういう人の存在は重要になってきます。

また、もしも、逆にあなたが社長や上司などの立場であるなら、部下が何かをしようと思った時には背中を押してあげてください。「君ならできる」と。そうすることで、プロのコーチング理論からすれば、間違いなくパフォーマンスが上がります。参考にしてみてください。