社員ゼロ! 会社は「1人」で経営しなさい (アスカビジネス)(山本憲明著書・明日香出版社)』を読みました。一言でいうととても良書でした。

私自身、場所や時間にとらわれない「自由な人生」を得るには、「一人会社」「一人ビジネス」「一人社長」が望ましいと考えている人間です。

会社経営のスタイルは大きく分けて2通りあります。1つは「従業員をたくさん抱えて大きくしていく」スタイル。もう1つは「できるだけ従業員を抱えず、あるいは1人社長で小さな規模でやっていく」スタイルです。

どちらが良い悪いとかはありません。どちらのスタイルにもメリット、デメリットがあります。ただ、気を付けなければならないのは、「自分の人生の目的に沿っているかどうか?」ということです。

例えば、自分が「自由を手にしたい」と思っているのに、大会社スタイルを目指してしまうと、人や組織の問題が至る所で勃発し、火消し人生を送ることになります。

自由に対する優先度が高い人は、往々にして、「一人が好き」「組織が嫌い」だったりします。そういう人はマネジメントや人の管理は向いていません。なのに、大会社スタイルを目指してしまうと苦労するのは目に見えているわけです。

私自身もそうで、自由に対する優先度が高く、人のマネジメントや組織作りは大の苦手です。

では、場所や時間、人にとらわれたくない「自由の優先度が高い」人間はどうすればいいのでしょうか?

そこで、お勧めするのが「一人会社」「一人ビジネス」「一人社長」の会社経営スタイルです。小会社スタイルの究極系は「一人経営」ですね。もう思い切って「従業員は一人も雇わずやっていく」と覚悟を決めるのです。

そうすると、すごく気分的に楽になります。起業すると、登竜門として必ず来る誘惑が「拡大」「成長」です。年商1億円を突破したら次は5億、10億円を目指すなど。

しかしながら、単純に大きくするためには、労働量を多くせねばならないことがあります。そのためには、社長一人では手一杯なので、「人を雇う」という選択肢が必然となってきます。

そして、気づいたら・・・

人の管理や組織作りに追われて、起業時に楽しかった商品づくりなどの「アート」な部分を楽しめていない自分に気づくわけです。

そういった苦労をしたくなければ「一人会社」「一人ビジネス」「一人経営」でやっていくことです。

では、一人会社って儲かるのか?

こういった疑問が出てくるかもしれません。が、心配ご無用。案外儲かるのです。人を雇わなくていいから人件費などの固定費がかかりません。マネージャーなどの中間管理職もいません。組織もないので身軽にスピーディーにビジネスチャンスを捉えることも可能です。

だから、場所や時間、人にとらわれない「自由な人生」を得たいのであれば、大会社スタイルを目指すのではなく「一人会社」をお勧めします。もちろん、大会社スタイルが好きで向いている人はそちらを目指すことは一向にかまいません。むしろ、それができる人は尊敬します。世の中を変える大会社を作れる起業家もいないと、社会は回りません。

さて、では、どうすれば一人会社でうまくいくのでしょうか?

そこでお勧めするのが山本憲明さん著書の『社員ゼロ! 会社は「1人」で経営しなさい (アスカビジネス)(明日香出版社)』です。

もともと税理士である山本憲明さんの立場から、一人会社、一人経営のメリットやその方法論まであますとこなくか書かれています。

自由な人生を得たい人にお勧めします。

Let’s enjoy life!